当たり前のことをあたりまえにやることが、商売において成功する重要な要素であると痛感した話
「あたりまえのことをあたりまえのようにするという校長先生の言葉を思い出したんです」
昨日開催したコンテンツマーケティングのセミナーに参加してくださったかたがそうおっしゃった。
私の「どうして、このセミナーに参加してくださろうと思ったんですか？」という問いに対して、彼はそう切り出してくださった。私はこのブログの他にノームコアセールスというブログサイトも運営している。
ノームコアというのはアメリカ発の造語で、意味は『究極の普通』
普通を極めることがとんでもないことなのではないのかと思った私は、普通って何かを探ることから始めた。その究極の形が、あいさつをする、約束を守る、お礼をするというのを徹底するということだと結論づけた私は、そのサイトで基本的なことをとことんやろうぜと説いていた。セールス向けのサイトだ。
そこに書いてある記事を読んで、参加してくださった方は、校長先生が言った、冒頭の言葉を思い出したらしいのだ。昨年の11月に独立し、さあ、これからどうやってビジネスを展開しようと考えた彼は、私の記事にであい、この人から話を聞いてみたいと思っておられて、そしてついに昨日、セミナーに参加してくださったのだ、なんと広島から。
「広島からきてくださったのですか、ありがとうございます。何かの用事のついでですか」
と、まさかわざわざ、大阪まで交通費をかけてきてくださったなんてことはないだろうと思いそう聞いたのだが、彼は
「いえ、このためだけにきたのです」
と答えた。まじですか、ありがとうございますと、喜びと驚きの様相で感謝を伝えた。本当にありがたいと思う。このセミナーは定期開催ですでに10回ほど行なっている。前から目をつけていたのだが、タイミングが合わずで、今回ついに参加したのだともおっしゃってくださった。
これほどの、喜びはない。
誰に読まれるかもわからない、90%以上の記事がインターネットの闇に葬られると言われているテキスト記事。それでも、それを必要としている人がいるのならと日々伝えてきたことに、わたしは誇りを持った。
2時間たっぷり講義を受けた後、彼は帰宅の途についたが、とても勉強になりました、早速やってみますとおっしゃってくれた。彼の言葉が、またこうして記事を書く方向に導いてくれる。
(よいセミナーができた。その余韻にひたって歩いているときにとった大阪の街)
コンテンツマーケティングの作業で一番大切なのは、もちろん、コンテンツ作成。動画にしろ写真にしろテキストにしろ、日々最高と思われるものを作って提供していくしかない。そこに近道はない、あたりまえのように、読まれても読まれなくても日々作り続けるしかない。
情報があふれ商品があふれ競合だらけのマーケットで生きていくには、あたりまえのことを積み重ねていくしかないのだ。
ちなみに私は、毎週月曜日にサーフィン上達のメールマガジンを出しているが、このメルマガ発行してからまる8年たつが、一週も欠かしたことがない。だすたびに読者が減るという試練に耐えながら、だしつづけて、先日400号を数えた。
こういうことをできるかどうかがキー。やれないなら起業なんて辞めたほうがいい。そんなに簡単なものでは決してないから。でももし、あなたになにかやりたいことがあるなら、このマーケティングは非常にシンプルだ。
あなたが、あなたのお客さんや、それを必要としている人に、それを発信続ければいいのだから。さあ、とりあえず、ブログを書こうきっと何かが変わるから。
定期開催のコンテンツマーケティングのセミナー、3月は5日に開催します。大阪福島駅周辺の事務所です。定員は6名の少数精鋭制。興味ある人はこちらのページに詳細があるので行ってみてください。クリックしただけで、即申し込みにならないので、興味ある人は是非。
起業してブログ書いているけど全然だわって人も是非。やり方が間違っている可能性もあるので、興味があれば。