中小もフリーランスも大企業も関係ない、ビジネスに絶対必要な３つ。
あなたの事業規模がプチであろうが副業であろうがフリーであろうが中小であろうが大企業であろうがビジネスの基本はひとつ
商品を作って、販売する
だ。
商品というのはモノやサービス。これを作るのか、どこから持ってくるのかする。そして販売。
販売というのはマーケティングとセールス、商品の前にお客さんをつれてくる仕組みを作って使って、集まってくださったお客さんにセールスをかける。
ザッツオール。実にシンプルだ。
PMSメソッド
ということで表題にあるビジネスに絶対に必要なみっつは、商品を英語で言ったプロダクトとマーケティングとセールスだ。このみっつがビジネスの全てとなる。実にシンプル。
弊社ではその頭文字をとってPMSメソッドと名付けるが、まず最初にPMS診断ってのを、クライアントさんや、起業スクールの生徒にはやっていただいている。
現状分析をする。
診断自体は非常に簡単。あなたの事業のプロダクトはなにで、マーケティングとセールスでどういう仕掛けをしているか書き出してもらう。例えば、私の事業のひとつサーフィンスクールの商品は、講義になる。
会議室で中級者向けに理論を教える講義が商品だ。
マーケティングは、コンテンツマーケティングという手法を使って、ブログで徹底的に情報を発信している。コンテンツマーケティングについては、このブログの記事にたくさんあるのでそれを参考にしていただきたい。
セールスはメルマガを使っている。コンテンツマーケティングで興味を持ってくださった方で、もっと深く私が提供する情報に関わりたいというかたがメルマガに登録してくださる。
そのメルマガに、不定期に、商品の情報や、セールスレターをのせ、配信する。これは、どちらかというと、プッシュ型になるので、これをセールスとしている。
そういう感じで、現状のビジネスを分解すれば、あなたが何をやっているのかが明確になる。それができたら、自己分析にはいる
御社の強み、弱み
みっつで何が行われているかがわかったら、今度は円グラフでそれを表示してみる。自身の事業でいちばんつよいのは何か、弱いのは何かが明確になる。
グラフはサーフィンスクールの自己分析だが、圧倒的にプロダクトがいい。
私のサーフィンスクールは会議室においてセミナースタイルでおこなうユニークなもの。普通は海でおこなうからねサーフィンスクールは。理論を伝えるのがメインなので会議室でやろうとしたところ、それがおもしろいと評判になった。
６社の雑誌でとりあげられ、テレビの取材もはいった。圧倒的に商品に優位性がある。
こうなってくると、あとは、それがここにありますよと伝えるマーケティングが重要になってくる。
私のマーケティングスタイルはコンテンツマーケティングというもの。ひたすらブログで、読者のかたに有益な情報を伝えいていく。16年くらいブログを書いているので、圧倒的な量が情報として発信されている。
そうなってくるとセールスはほとんど必要ない。弊社の商品は、お客様の要望から生まれた。無料で情報を提供していたら、お金をだすので教えてほしいという声がかかったからだ。
需要からおこっている。競合はほとんどいない。そうなると、ムリヤリセールスをかける必要がないほどだ。だからセールスの割合は10％とした。ブログを読んで、より詳しい情報をとメルマガに登録してくださったお客さんに、セミナーの案内をするだけで、商品はあっというまに完売する。
あなたのビジネスの強みは
あなたのビジネスの強みはどこにありますか？強みなんてゼロだわっていうのなら作っていかないといけない。商品にそれほど特異性がないなら、マーケティング力を磨かなければならない。
マーケティングってなんだ？スーパーマーケットか？そんな胡散臭いもの信じられるかというなら、従来からあるセールススタイルで、ガンガン営業をかけるって手もある。
はたして、そのスタイルが現在にあっているのかどうかは、別問題として、あなたの現状を分析するのは大いに効果がある。
現状を分析したら、今度は理想だ。
商品力をあげて、マーケティングだけで売っていこうとするのか。商品力はもう充分あるから、セールス部門を強化していくのか。
マーケティングでも充分売れているから、その実績をもって、自信を持ってセールスをかけるのか。あなたの夢や目標に向かっていくにはどうすればいいのか、計画を立てる。
たったこれだけで驚くほどすっきりする
中小企業でも個人でも、クライアントさんや生徒さんには、必ずこのPMS分析をおこなってもらう。これで強み弱みが明確になり、今何をすべきかってのがはっきりしてくる。
これだけで「先生、わかった、なにをすべきか。さようなら」と早速もどって実行するひともいる。
時間もそんなかからず、場所も選ばないので、週末に、自身のビジネスをぜひ見つめなおしていただきたい。
弊社はこのPMS分析を基盤としてコンサルティングと起業スクールをおこなっている。プロダクトとマーケティングとセールス、それぞれにあがってきた課題を、どうやって克服するのか。
具体的にマーケティングを強化するために、何を学び、何をやるべきかについてコンサルティングとスクールで教えている。
このスタイルは母体である河村総合研究所の基本概念でもある。全体をまずとらえることで、今やるべきことがはっきりするのだ。全体がみえないままで、例えば、コンテンツマーケティングを強化するとブログを書き始めたって、なにもおこらないどころか、逆方向にすすんでいくことだってある。
全体の把握ってとても大切なのだ。