コンサルタント マーケティング

セルフブランディングというなのブランディングでかんちがいしてはいけないこと

セルフブランディングでやっちまおうぜっていう提案がある。

自身をブランディングしてがんばろうという提案だ。いいと思う、おおいに賛同できる。例えばコンサルタントとかカウンセラーって、石を投げれば当たるといわているほどたくさんいてる。

普通にコンサルタントってやったって、なかなか埋もれてしまうので、何かに特化したとか、何かで特徴があるとかで、自分をブランディングしていこうっていう提案が、セルフブランディングってやつだ。

ところが、ここで考えないといけないのは、ブランディングはあくまで結果であるということだ。

自分をなんちゃらコンサルタントと名付けるのはいいが、そのなんちゃらコンサルタントになるのは結果的にそうなるってだけで、それになりますよってやるのではないのだ。
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これって、ものすごく理解が、難しいのだが、これをわかっていないとブランディングは失敗する。

イチローって、誰がどうみたって、見事なブランドでしょ。

でもイチローがブランドになったのは結果だよね。イチローはただただ、ヒットを打つにはどうすればいいかを追求してきて、ヒットを打ってきた。野球をしてきた結果ブランドになった。

それはちょっとまって、あの人はセルフブランディングしようとしてたのか、そもそもって話になるだろうけど、鈴木一朗って名が、あまりにも普通だから登録をイチローにしようとのは、ブランディングだよね。

まあ、イチローがしたというより球団がしたのだけどね。

でも、その姿勢は、ブランディングやるぞというあらわれだよね。

で、イチローとネーミングしたあと、彼は何をしたか。イチローという名を広めるためにブログを書いたのか、fbの広告を投じたのか。ちがうよね、ただただ野球をしたよね、もはや、ブランディングのことなんて忘れている。仮に彼がそうしたとしても、そのあとは、名前を広めようなんておもっていない。ただた打野球をしただけだ。

バズ部ってサイトがある。

記事がバズるってすごくねえ、俺たちはそこを追求するんだぜってことで、その意志のあらわれとして、そういう名前をつけたのかどうかはわからないが、わかりやすいおもしろい名前にしようと思ったのはおそらくまちがいない。

そのあと、彼らはその業界では知らない人がいないというほど有名なサイトになっていくのだが、彼らがやったのは、その専門について、ただただひたすら記事を書いていっただけ。コンテンツマーケティングについて、バズ部ほど詳しいサイトは他にない。コンテンツマーケティングのことを知りたければバズ部にいけば全部そこにはいっている。

彼らは見事なブランドになったのだ。

でも彼らは、バズるってしってる? 記事がシェアされて多くの人に読まれることなんだよ、俺たちって、それはどうやってやるかを伝えていこうと思っているんだよ、バズ部をよろしく、バズ部をよろしくってやっていなんだよね。

ただただ、コンテンツマーケティングについての良質な記事を提供していただけなんだよね、それが結果的にブランドになった。

イチローの話も、バズ部の話も、勝手に想像しているだけだから、ネーミングの由来は、完全に想像だが、いずれにせよ、彼らは、ブランディングしようとはしていたかも知れないが、ブランドになったのは、あくまでも結果なのだ。

流行らせようと思っても流行らない
バズらせようと思ってもバズらない
ブランディングしてもブランドにならない
口コミは起こすのではなく、起きるのだ

いやいや、流行るよ、バズるよ、ブランドになるよ、起こせるよという声もあるだろうが、そうやってできるのは、ほんの一部の天才だけだ。

狙ってできるなら、全ての商売は成功することになる。そんなことはないのだ。

上手く伝わっただろうか。ブランドになるのは結果だ。

別に名前がおもしろかったからと言ってブランドになるのではない。もちろん、ネーミングの妙ってのはある。それでも、それは、中身がともなって、それが定着するのだ。

ブランディングしようとしているあいだは、まだまだなような気がする。

どうも、はじめまして、SMSコンサルタントのみさおです。

SNSですか?

いや違います。SMSです。セールスのsとマーケティングのmとサーフィンのsの頭文字をとってつけました。ね、おもしろいでしょ?と言っている場合ではないのである。

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