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新人サラリーマンからベテラン経営者まで、今の時代絶対に必要なのはライティングのスキルだ。

1日8000字を書く。休みの日をのぞいてほぼ毎日、400字詰め原稿用紙換算で20枚だ。私の仕事のほとんどが書くことであり、例えばこのブログでは読者の方に必要であろう情報をコンテンツとして提供している。

企業のコンテンツをつくるライターの仕事を最近始めた。これなんかは、書くことがそのまま報酬になっているので、まさに書く仕事だと言える。

量は質を凌駕する

という言葉があるが、私はまさにそれを地で行くタイプで、圧倒的に書いてきた。そのかいあって、わかりやすい文章を書けるようになってきたし、文章にお金を出してもよいという人が出てくるまでのレベルになった。まあプロだと言えよう。

ブログの記事がときに、プチブレイクする時がある。そんな時は、おっ、俺もなかなかやるなと少し天狗になる。どう、俺の文章、わかりやすいやろ、おもしろいやろと思ったときは要注意だ。ライティングスキルの上昇が停滞しているか、劣化をしはじめる時期にきている。

そんな時、私は迷わず、西加奈子を読む。失恋した女子高生女子大生が西野カナを聞くように、私は西加奈子を貪るように読む。
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一瞬で奈落の底に持っていかれる。1ページも進まないうちに登場する、おもしろくて見事な描写。はあ〜、と溜息がでる。俺って全然書けてないと。

何を偉そうにライターとか言ってんのみさおさん。もっとしっかり書かなきゃ全然だよと言われているような気になってくる。

そして私は勘違いから目覚め、精進するのだ。すごい文章とはどういうものかわかっている。自分の文章の力のなさもわかっている。すごい文章を読んで、書き続ける。そうやって1ミリづつ、西加奈子先生との差を詰めていく。そんなイメージで文章力をあげていく以外の道はきっとない。

人はまだまだ読んでいる

ネット以降コンテンツは多岐にわたる。画像があり動画がある。グーグルの検索も画像検索動画検索も充実してきた。それでもまだまだネットはテキスト文化と言えよう。

キーワードで検索し、通勤電車でスマホを見る人の多くは文章を読んでいる。まだしばらくは、この状況は続くだろうし、テキストがなくなるとも思えない。

伝えたい内容を的確に伝えるには、完全ではないものの、文章は有利だ。動画では、音声や動きもそれに加わるので、テキストに比べて理解力はあがるが、まとまった時間がないと見られないというのと、読み飛ばすとか斜め読みというのがしずらいので、時間をとられるという問題がある。

そういう意味において、テキスト文化はまだまだ続くと予想される。その文化の中で、あなたや、あなたの商品やサービスを売っていくには、書くということから逃げられない。

サラリーマンも同じだ。報告書があり日報があり企画書がある。わかりやすくて論理的な文章を書く能力は必修だ。さあ、今すぐ書き始めよう。そして西加奈子を読もう。あなたの未来はきっと明るい。

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