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モノやサービスが売れないのはビジネススキルの低さが原因。そんな名刺交換でモノなんか売れるか

おいおいおい、あなた本当に、それで飯食っていこうと思ってないよねえと思わしてくれるビジネスマンが多いのには驚かされる。

タイトルにある名刺交換というのは、ビジネスの現場で人と人が出会った時に、一番最初に行う儀式。全てはここから始めるのに、これが出来ていない人がものすごく多い。

おお、それは大変だ、よく考えたら、きっちりとした名刺交換の作法って習ったことがない、やばい、今すぐ調べなきゃというのは慌てすぎだ。別にそこに問題点はない。頂戴いたしますと受け取ったら、よい。両手で受けとるとか、片手で受けとるとかは、まあ普通にできていればそんなに気にすることはない。きっちりとしたければ、ビジネスマナー本を読めば書いてあるので、それをすればいい。

私が言っているのはそんなことではない。名刺交換したあとのコミュニケーションだ。何を黙っとんねんっていっつも思う。名刺をもらったらまずすることは、名刺に書かれている情報について、相手に尋ねることだ。

普通のコミュニケーションや商談では、いきなり質問しまくるのはうっとうしいが、相手が名刺を出して挨拶しているのだから、ここは逆に、触れないと失礼なのだ。

「ああ、加古川からこられたのですか。実は、今月、もう4回も加古川に行っているんですよ」

と言ったことに対して、食いついてこなかった人はひとりもいない。そう、そういうことなのだ。例えばこれが、大阪で行われた会合だとして、大阪の人が多く集まる中、近畿圏の兵庫と、私は滋賀。確率的にすごく低い。さらに、それが三宮でなく、神戸でもなく、姫路でもなくて加古川だとしたら、その確率はものすごく低い。それは、名刺を出した本人もわかっている。

そこに、4回も行っているというのだ、驚かずにいることなんて不可能だ。

それで距離が一気につながる。相手が慣れ親しんだものに、こちらが興味をもっているのだ。これほど親密になれる条件が他にあるだろうか、あるなら教えていただきたい。

名刺にはいったいどれほどの情報があるのだ。しかも最近の名刺にはプロフィールや仕事の内容など詳しく書いている場合が多い。かたっぱしから目を通し、あなたが、一番詳しい情報を探し、それに関連する情報について聞けばいい。
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ちなみに私の名刺にはサーファーという肩書もあるが、旦那がハワイ出身で、ノースに住んでいるんですよとか言われたら、俺はおおおおおおってなる。そういうことなのだ。それだけでいいのに、やらない人、いや奴が多すぎる。何をだまっとんねんって思う。

そう、やるのはそれだけだ。自分がやっていることについて聞かれて嫌な人はいないのだ。そんなこともできないのかと思うでしょ?できない人ばかりですよ。

ビジネスマンのスキルのひとつにコミュニケーション力というのがあります。これが低いと話になりません。今回は名刺交換のことを書きましたが、もう一度書きますが、名刺交換のしかたなんてどうだっていい。その後のコミュニケーションが大切ですよと言っているのです。

アディクトマーケティングではビジネストレーナーがいちから、そんなことを教える研修を企業相手に行っています。個人でも習いたいという要望がちらほらあるので、まもなく始めようと思います。

需要があってから、商品つくると、セリングが簡単ですからね。できたらまた発表しますので受けてください。

で、研修を受けて、身についたら、トレーナー養成講座に入って、トレーナーになってください。私はこれ以上手が回らないので、アディクトマーケティングのビジネススキルプログラムを皆に教える人になってください。

そうそう、この記事を書こうと思ったのは、私が所属するキコリ軍団ランバージャックスが人と対峙するところを見てからです。山で働く男だけに、気が荒く、歯に衣を着せないものいいで、ちょっとこわい感じがあるのですが、彼らが初対面の人と、話をする様子は、トップセールスマンやエリートビジネスマンのそれです。

真摯で紳士で優しく、始めての人と話しているとは思えないような、ずっと友達だったような感じで、相手の心をぐっとつかみ、それでいて、馴れ馴れしすぎず、適度な距離をとってコミュニケーションします。

それは、それは、すばらしいのひとことです。現在私の興味は完全に彼らに行っています。

ランバージャックスのメンバーはなぜ、あんなにもビジネス・コミュニケーション能力が高いのか。調べつくして、言語化し、みなさまに届けたいと思います。

ビジネススキルがない人は、ランバージャックスに体験入団すればいいと思う。あっというまにスキルがあがるぜ。

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