コンテンツマーケティング マーケティング

インバウンドマーケティングは、外国からの観光客に対する施策という意味ではなかった。

インバウンドとは、外から中に入ってくるという意味で使われており、昨今の外国人観光客による爆買いは、インバウンド消費と呼ばれる。また、2020年のオリンピックで本格的な外国人を受け入れることになるが、その準備のため、国内の表記などを外国語に積極的に変えていったりするものをインバウンド施策と言ったりする。
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(photo by Zürich Tourismus)
マスコミやメディアで、インバウンドと使われる時は、上記のように、日本に入ってくる外国人に対するものが多いが、コンテンツマーケティング周辺では、すこし違う意味で使われる。

インバウンドマーケティングという言葉は、コンテンツマーケティングやオウンドメディアマーケティングというのとほぼ同義で、意味は、コンテンツやオウンドメディアを使って、自社のサイトに、興味を持って見にきてもらう、つまり、外から、内にみに来てもらうという意味で、インバウンドマーケティングと銘打っているのだ。

インバウンドという意味は同じね、外から内にということ。これをマーケティングで使うと、自社サイトを使って、外から内に人を呼ぶという感じだ。そして、興味を持ってくれた人に、なんらかの形でセールスをかけて行くのだ。

広義だと、外国からのお客さんを、円安によってよびこみ(これは結果的にそうなっているだけだが)興味を持ってくれた人に、ものを売っていくインバウンド施策は、ある意味、国単位のインバウンドマーケティングと言えるだろう。

自動車のうりかたもこのインバウンドをとりいれているよね。以前は知り合いの紹介でドアtoドアで、車を売っていたが、今では土日にフェアーをおこない、興味をもってきてくださったかたに、車を売っていくという方法をとる販売店が多いよね。あれは、まんまインバウンドマーケティングだね。

これに反してアウトバウンドマーケティングというのがあるが、これは例えばリストなどをとって、そこに対して、相手が興味があるなしに関わらず、積極的にセールスをかけていく方法だ。もちろん、それは今でも使われていて、効果もそれなりにあがっているが、人々が、ネット以降、さらに売り込まれるのが嫌いになってきたので、手法としては、過去のものとなりつつあるね。業種によっては、まだまだ使えるということはもちろんあるが。

もしあなたがヨガのスタジオをやっているなら、そのお客さんやお客さん候補やスタジオのファンや、あなたのファンに向けて、ヨガやヨガ周りの情報を、お客さんの役にたつ情報をかたっぱしから配信するのがきっといいと思う。直接的には何もうりこまないけど、それで、あなたのスタジオはヨガに関するスペシャルな場所ってことになってくるよね。

それが、今のマーケティングの主流のひとつである、インバウンドマーケティングとかオウンドメディアマーケティングとか、コンテンツマーケティングと言われるやつだよね。

あなたのビジネスを拡大させるためには積極的に取り入れたいよね。

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