マーケティング

シンプルな講義とか理論とかってお金とりづらいんだよね。ええ?それで5,000円って高くないってなる。本当は違うんだけどね。

新しくて聞きなれない言葉が適度に散りばめられていて、小難しい用語がならべられた分厚いマニュアルがついている研修は高額に設定ができる。受けたほうの満足度も高い。なんかよくわからなかったけど、知識が増えたから、なんか俺成長したやれそうな気がするってなる。

なので、そういうのを要求してくる企業のコンサルではそういうのを作る。実際講師側はとても楽である、適当に難しい言葉とか複雑な図表をならべて、つらつらと話していればいい。それで高額なコンサル料がもらえる。

ところが、それって全然使えない。そのときは満足するけど、実際に動こうとしても動けないのだ。あれ?で、なにするんだっったけ、忘れた、まいっかとなり、結局何もせず、一ミリも動かず終わってしまう。

逆のほうが断然いい。

わかりやすく、楽しく、シンプルなほうが実際には役に立つ。で、動きやすい、実践的なのである。私が定期的にやっているコンテンツマーケティングのセミナーは、とてもシンプルで簡単。難しい言葉も複雑な図表もない。最終的に言っているのはひとつだけ

「ブログを書きまくれ」

だ。講義中も何度となく口にして、字にして見せる。講義を受け終わった人が、ブログを書かないとと思うように、そして書きたくなるように仕向けている。講義を受け終わった人は、講義の内容は忘れたけど、とにかくブログ書こうってなる。誤解を恐れず言うと、受講者はブログを書くということを知るために5,000円支払ったことになる。
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まあ高いと言えば高いし、それで今後、事業が軌道にのるなら安いということになる。講義にでなくても、マーケティングとはブログを書くことなりということだけなのなら、わざわざでなくてもブログを書き始めれば5,000円は節約できるのだ。

20,000円だして、聞いたこともないような新しい知識をえるのと、5,000円払って、自分も知っていることを聞くのとどちらがいいのかは、その人次第なのだが、結局やらないと意味がないので、行動にでることができる後者のほうが、まあおすすめだよと私は思う。

元中日ドラゴンズ山本昌さん

元中日ドラゴンズの山本昌さんと元同僚の山崎さんが対談をしていた。そのなかで、山本昌さんのピッチング理論は深すぎて変態レベルだと話していた。山本昌さんは、それを否定も肯定もせず、まあ、ピッチングに関しては25年考えてきましたからね、今ならキャッチボールをやる理由を完璧に話すことができますと言っていた。

加えて、僕は別に何かを考えたというわけではなく、ただ、みながやっていることを言語化しただけなんですとも言っていた。これには大いに賛同した。さらに、まあ、そう言っても、ピッチングを教えるとしたら、それはひとことだけで、ひじはボールであげるってことだけなんですよと言ってた。

これについても、ものすごくわかる。私はサーフィンの上達法の研究を10年以上やっているが、上手い人がどうやっているかをみて言語化しているだけだし、やることは、後ろ足をまっすぐ踏むことですよというシンプルな言葉にたどりついている。山本昌さんの話を聞いて、俺のやってたことはまちがいではなく、やればやるほど、深く掘れば掘るほど、やることや伝えることはシンプルになっていくのではと一つの仮説を得られたのがとても嬉しかった。

サーフィンは後ろ足だ
ゴルフでは腕を使うな、脚で振れ
英語は品詞分解だ
コンテンツマーケティングはブログを書け

以上の4つは変態級に分析しているので、ドンドンシンプルになっているのかもしれないなあと、ちょっと安心した。

サーフィンのブログはもう10年近く書いているが、ただただ、後ろ足にのって、それを踏んでってことしか言っていない。山本昌さんがピッチングはボールで肘をあげて肩甲骨を開くだよって言ってるのとおそらく似ている。

もちろん、そこにいくまでには、とんでもない量の分析と実践がある。その結果でてきたシンプルな言葉もはたしてそれが本当に正しいのかを何度も見直す必要がある。

いやあ、いい記事に出会ったなあ。やってたことがまちがいではないことがわかった。もしあなたが、シンプルに優しく理論を知りたいなら、私が開催するセミナーはきっと最高に合う。小難しい専門用語を聞きたいなら、俺のは違う。5000円をドブに捨てたと感じるだろう。

簡単に楽しくシンプルにならいたいひとは、今後のアディクトマーケティングが開催するセミナーは要チェックだ。次回は1月中旬に滋賀県で開催する予定。よろしければぜひ

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