なぜあなたは起業したのと聞かれれば、そりゃもう楽しくてたまらないからですよと答えざるをえない。
22年間のサラリーマン生活、給料という麻薬が毎月25日に振り込まれてきて、年2回、なんにもしていないのにボーナスとして100万円×2回振り込まれてくる生活をなげうって、起業というビジネスを立ち上げる世界に飛び込んだのかと聞かれれば、そりゃそれが、
超絶楽しいから
です。サラリーマンの生活は全然いやではなかった。まあセールスとしてものすごくノルマが厳しく、王様の膝下に土下座してひれ伏す奴隷のような仕事をしていたこともありましたけど、それがいやで辞めたわけではない。
ものが売れるのは本当に楽しい。こちらが提案した商品(プロダクト)に顧客が価値を感じてくれたら買ってくださる。その瞬間がwin-winになるのだ。私はセールスだったが、マーケティングのマインドも必要なので、マーケティングも使いながらセールスをしていた。
もうねえ、その感じはとても楽しい。戦略をたてながら、売っていく。自分の戦術がはまったときはとてもうれしい、ビジネスの醍醐味だ。サラリーマンだからとか、起業家だからとかではない。それがなんであれビジネスは楽しい。
ところがだ、私は知ってしまったのだ。
ゼロからビジネスを作る楽しさを。
セールス主体からマーケティングとプロダクトの追加
セールス時代は、プロダクツは会社から与えられていた。私は製薬メーカーで医薬品を売っていたので、医薬品がプロダクツになる。そう、これは自分でつくっていなかったのですね。
マーケティングも基本的には、会社の大きなながれはマーケティング部が作っていたので、実際にやっていたのはセールスだけである。
ところがです。
起業となると、これを全部自分でできるのです。全部ですよ全部。
プロダクツを作って、マーケティング戦略を立てて、セールスしていく。セールスだけでもそんなに楽しいのに、それに、プロダクトとマーケティングも自分でやれるのだ。これほど楽しいことはないのではと思うほど楽しいのだ。
これは地球を舞台にした、壮絶なシュミレーションゲームでありファンタジーなのだ。
そのゲームのような楽しさに、私は一気にひきこまれた。ビジネスをゼロから、すきなように、やりたいように、誰に文句を言われることなくできるのだ。
もちろん大変だし、簡単ではない。売れても売れなくても一定の給料がはいっていたサラリーマン時代とはちがい、売れなければ、お金は入ってこない。
朝から晩まで、コンテンツマーケティングをしかけ、1日15時間以上コンテンツをつくり、マーケテイングをしかけていくという作業を1ヶ月連続してやったとしても、その行動に関しては誰からも一銭もお金をもらえない。
そのマーケティングの効果がでて、製品が売れて始めて、収入となるのだ。そういう部分は相当キツイので、それに耐えられるマインドも必要かなと思う。
それでも、やはりやめられない。サラリーマンが楽しくなくて、起業家が楽しいって意味ではない。
その作っていくという作業が最高にたのしいのだ。それが、起業家として日々格闘している理由のひとつだと思う。
だから本質的に、言えば、ビジネスがすきであれば、起業はおすすめだ。大変だけどやりがいはある。やってみてだめなら、また勤めるという選択もないわけではない。まあ、やりたいひとはやったらいいのかなあと思う。
ビジネスの基本
誰に何を売るか
だけです。ザッツオールです。経営者はつねにこの原点にかえる必要があります。つねにふりかえる、そうでないと、気がついたら道がそれています。
私の仕事は色々ありますが、例えばサーフィン事業部ですと、
『サーフィンが一向に上達しない前足に乗りすぎの中級者』に『サーフィンの講義とコンサルティング』を売るです。
誰にって言うのは、マーケティング用語でターゲティングといいます。何をにあたるのがプロダクトです。
まず考えるべきは、プロダクトですね。あなたが売るのは何なのかです。
最近の厳しい状況では、そのプロダクトを作る意味、あなたが、それを売る意味というのを問われます。世界の市場、とくに日本は、成長社会から成熟社会になり、ものがあふれ、ほとんどのひとがほどんどのモノを持っている状態です。
そんな中で、あなたはあなたの商品を売っていかないといけないわけです。わたしは、サーフィンの上達法を、それを求めるサーファーに売っていかないといけないのです。
その時に必要なのが、why you? の考え方です。なぜ、わたしは、あなたのプロダクトを買わないといけないのという顧客の問いかけに丁寧に答える必要があります。
私は、私の商品を売る明確な理由があります。その理由についてはおいおい書いていきますが、明確な理由があります。それがないと、ほんとうに、この成熟社会ではものなんて売れません。真っ赤っ赤なレッドオーシャンの海にのまれ、あなたの商品なんて埋もれていしまいます。
why me が必要なのです。なので、まずプロダクトについて徹底的に考えてください。プロダクトはあなたが作ったものである必要はありません。どこからか仕入れてくるのもでもいいです。
それを売る理由が必要です。その理由を明確にし、それを伝えていく必要があります。
それを伝えるのがマーケティングの役目ですが、その中でも、圧倒的にそれに強いのがコンテンツマーケティングなのです。コンテンツマーケティングは中小零細及びフリーランスのひとにとって、救世主とも言えるマーケティング手法です。
クライアントさんには、ガンガン使うべきと言っています。まずお金があまりかかりません。もちろんその分労力は使いますし、結果が出るのも時間がかかります。それでもやはり、わたしはコンテンツマーケティングを推します。
そのあたりについては、このブログで書いていきたいと思います。
#昨日のコンテンツマーケティングの結果
ひどいでしょ、こんなものなのですよ、初期のコンテンツマーケティングって。このブログはまだ開設まもないし、記事数も少ない。検索上位にも全然あがってこないからこれくらいしか読まれません。1時間半かけて書いた1500文字の記事が、この程度なのです。
この低迷はしばらく続きます。
でももしそれがキラーコンテンツになれば、こういうこともおこります
これは私が運営する老舗ブログの一記事ですが、プチバズが起こり、24時間で1000pvくらい読まれました。
何万とはいかないですが、こういう記事が30あれば3万pvになりますし100あれば、10万pvになります。
あきらめずにコツコツとよいと思われる記事を積み重ねていくことが何より大切ですね。がんばりましょう