スモールビジネス マーケティング

コンサルティングの種類は4つあると、経営コンサルタントの和仁達也さんは、ご自身の著書の中で述べておられる。

コンサルタントには4種類あると、経営コンサルタントの和仁達也さんは、ご自身の著書『年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書』の中で述べておられる。以下一部引用

コンサルタントには4つのモデルがある

1 プロジェクト型
2 アドバイス型
3 ワークショップ型
4 パートナー型

以上引用終了。

詳細は本書にゆずるが、それぞれ特徴がある。私が得意とするのは圧倒的に4番のパートナー型。パートナー型とは経営者の横にいて、社外のNO2の役割のような立ち位置にいるというスタイルだと和仁さんはおっしゃる。

私もコンサルタントとして個人や企業のコンサルティング業務につくさい、そういう風にいっている。プロゴルファーの横で、試合を一緒に戦うキャディーみたいなものなのですと言っている。

キャディーの役割はバックを担ぐだけでは当然ない。コースのデーターを全て持っていて、風の強さや方向、温度や湿度、コースの傾斜やグリーン上の芝の向きや芝の状態。そういった情報を全て押さえている。それを適当なタイミングで適当な情報量を選手に与える。

当然だが、そんな情報は、選手も同じように持っている。いや、むしろ、もっと正確な情報を持っている。あたりまえだが、プロなのでそれをゴルフにどう活かせばいいのかも完璧に把握している。ひとりでやってもまったく問題なくプレーできるのだ。

ところが、プロゴルファーは、気に入ったキャディーがいると専属にする。年間のツアーに帯同させる選手も少なくない。なぜそうするかは、そういうことなのだ。
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プロは自分の読みと判断を、誰かに確認したい。自分の判断が正しいかどうか、力のあるキャディーに聞きたいのだ。私はこう思うんだけどいいよねと聞いたことに対して、はい、間違いないですとか、それでもいいですが、こういう選択肢もありますよとかを言って欲しいのだ。

パートナー型のコンサルはそれにとても似ている。経営者は時に孤独だ。従業員のためお客さんのために働いていると、時には英断しなければならない。全体のことを考えたら、従業員に対して、強く厳しい態度をとらなければいけないことがある。従業員には嫌われることもあるが、それが将来のためだと思えばやらざるをえない。

そんなことは従業員には相談できない。どんどん孤独になっていく。そういうときにコンサルタントは頼もしいパートナーになる。社長わかっております。先日の英断は会社のために絶対に必要でしたと言ってくれる。もちろん、確かな知識をもったコンサルタントでないといけないが、そういうパートナーシップをもってくれているというのがとても頼もしい時があるのだ。

極論を言うと「これで大丈夫だよな」という問いに対して「はい、大丈夫です。まちがいありません」と言ってもらうためだけに、年間何百万もコンサルタントフィーを払うということもあるのだ。

キャディーもそうなのだが、コースの情報に関して言えば、ハウスキャディーと言われるコースに所属しているキャディーのほうが詳しい。芝の向きやコースの罠などには精通している。実際にハウスキャディーを雇うプロも多い。だけれども、専属にするということは、それ以外に頼る部分が多いからである。

コンサルタントも、その業界に関して、社長より詳しいなんてケースはそうない。専門的にやってきた経営者に勝てるわけがない。それでも、経営者がコンサルタントを雇うのはそういう部分なのである。

これからも社長の右腕となりNO2となり経営者をサポートしていきたいと思う。

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